『インデックス登録』はSEO対策するなら絶対にされなくてはならないもの。
しかしながら、頑張って執筆したにもかかわらず、なぜかインデックスされない現象が起こります…。
ということで、今回の記事では、WordPressの公開記事がインデックスされない理由や原因をお伝えした上で、その対策方法について細心の実例を交えて解説していきます!
せっかく頑張って書いた記事ですから、その苦労が無駄にならないために対策をしましょう!
WordPressの記事がインデックスされない理由や原因とは?
本題に入る前に、インデックス登録されなくなった背景について少し解説します。
その後で、具体的な原因や理由、解決方法に関して実例を交えながらお伝えしていきますね。
インデックス登録がされなくなった背景を解説
そもそも、インデックス登録がされない事例が増えたのは、2020年の12月ごろのように感じます。
これは、Googleが提供する『Search Console』が大幅回収されたタイミングと重なります。
ワタシも当時、嘆いていました(笑)
この改修が落ち着き、12月ごろにはインデックス機能が復活したのですが、それからはインデックスリクエストを行ってから、3日〜4日とかなり時間がかかるようなりました。
改修前は、30分後にはインデックスされていたのに…。
ただその時間は、サイトによって様々なようで直ぐにできてるサイトもあれば、1週間以上かかるなんていう情報も…。
これはサイトの更新頻度やGoogleが恐らく行っているであろうサイトの品質によって登録までに必要となる時間(クローラーが巡回するまでの時間)に優劣があるのかなぁと勝手に推測しています。
インデックスされない理由3選!
WordPress記事において、インデックスされない理由とは一体何なのでしょうか?
理由や原因に関しては、大きく分けて3つあると推測しています。
まずはザックリとお伝えしますね。
- サイト開設初期のため信頼度が低い
- 記事自体にオリジナリティが少ない
- サイト内に類似している記事が複数存在する
では、それぞれの項目についてもう少し詳しく解説していきます。
サイト開設初期のため信頼度が低い
まず、サイト開設が間もないためGoogleからあまり信頼されていないことが原因になりえます。
ドメインを取得した直後のサイトは、とにかくGoogleから信頼度が低い!
そもそも取得経過時間も短いし、ページ(コンテンツ)数も少ないためクローラーの巡回頻度が少ないとも言われています。
どれだけSEO対策をして記事執筆をしても、検索上位に上がりにくいのはこれが原因です。
こればっかりは、記事本数を増やしアクセス数を延ばすことで、Googleに「良い記事ありまっせ〜!」とアピールしていくしかありません!
コツコツ記事執筆を行っていきましょう。
記事自体にオリジナリティが少ない
続いての原因は、記事にオリジナリティがない、もしくは少ないという点です。
これがブログ初心者が最も陥りやすいポイントだと言えるでしょう。
SEO対策する上で、大切なポイントは2点。
読者ファーストと独自性のあるコンテンツです。
あとは、キーワード選定をしっかりすれば基本的なSEO対策はできてるようなもの。
ただし、ここで気をつけなければいけないのが『独自性のあるコンテンツ』。
別の言葉では、『オリジナリティ』とも表現されますね。
ブログ初心者もその点に気をつけて記事を書いているつもりが、実は他のサイトと内容が被ってしまい、結果としてコピーコンテンツ認定されてしまうことがあるのです…。
例えば、筋トレ初心者のためのの記事を書くとしましょう。
『筋トレ 初心者』という2語をタイトルに入れている記事は、17,100件見つかります。
『筋トレ 初心者 自宅』の3語で検索してもまだ、1,200件のサイトがヒットします。
何がいいたいかと言うと、どれだけ独自性を記事内に詰め込んでも、他に似通ったサイト(情報)が多く、すでに存在している情報との違いが出しにくいのです。
結果としてGoogleのAIは、「コピーコンテンツ認定」しちゃうということですね。
コピーコンテンツは、基本的にインデックスされません。
それどころか、このような記事がサイトの中で増えると、他の記事も全体的に検索順位を落とされます。
そうなると単一記事のインデックスどころじゃないわけですね(笑)
つまり、記事執筆の目的を明確にしてから書き始めることが大切というわけですね。
もっと言えば、参入するブログジャンルについてもよく考えてから始めるべきなのです。
ブログはジャンル選びが大事だとよく言われるのは、こういう理由もあるんです!
サイト内に類似している記事が複数存在する
そして、3つ目の原因が、サイト内に類似している記事が複数存在するというもの!
これは、先ほどお伝えしたコピーコンテンツ認定が、自分のサイト内部で起こっているようなイメージですね。
つまり、独自性のあるコンテンツ内容ではあるものの、自分のサイト内で狙っているキーワードが類似している記事が複数ある感じ。
実は、ワタシが直面したインデックス登録されない原因はこれだった可能性が高いです。
ワタシが運営しているサイトのひとつに、ネタバレ系サイトがあります。
ネタバレ系のサイトとは、ドラマ、映画、アニメなどのコンテンツの中身を感想とともに書いていくジャンル。
主にVODとかのアフィリエイトに繋がりやすいよくあるサイトです。
同じ作品の記事を40〜50記事書いており、トレンド性の高いジャンルなので毎週1記事で500〜1000PVくらいはアクセスがありました。
しかし、ある日突然インデックス登録されなくなったのです…。
当然、アクセスは激減し、収益も下がっていきました。
そりゃ検索流入でのアクセスが95%だったのに対して、検索結果に出ないんだからアクセスなんて増えるわけないですからね(笑)
しかし、色々と試した結果、今では無事にインデックスされるようになりました!!
具体的な手法についてはこの後、お伝えしますね。
【実証済み】WordPressの記事がインデックスされないときの状況と対策を伝授
では、ここからはWordPressの記事が全然インデックスされなかったときの状況をお伝えしたうえで、実践した対策についてお伝えします。
インデックス登録されなくなった状況
まずは、当時の検索状況のキャプチャがコチラ。
一定の曜日に検索数が上がるジャンルなので、ほぼ週ごとの更新です。
ですが、8月末あたりから明らかに検索クリック数が減ってますよね?
いろいろ試したりしていたのもあってか、一度10月頭くらいにインデックスされたのですが、その後またも沈黙…(笑)
しばらく、地べた這いずり回っていましたが、インデックスが復活したこともあってやっと復活傾向に!
ちなみに、WordPressのテーマはCocoon。
個人的には、有料テーマよりもアフィリエイトに向いてると絶賛してます♪
というか、ワタシが運営しているアフィリエイトサイトのテーマはCocoonのみです。
インデックス登録されないときの対策方法
ワタシが取ったインデックス対策はたった1つ!
アクセスの少ない記事をnoindexとnofollowにしただけ!!
「noindex」とは、簡単に言うとGoogleのクローラーに記事の存在をスルーしてもらうメタタグです。
同じく「nofollow」とは、検索エンジンがページ内のリンクによる影響を受けなくするためのメタタグ。
同じようなキーワードを狙う記事が複数存在する場合、Googleがどれが本当に大切な記事かわからなくなってしまいます。
「nofollow」に設定すれば、自ずと大切な記事がGoogleに伝わりやすいというわけですね。
設定方法は超簡単で、Cocoonだとエディターの下の方にあるので、チェックを入れるだけ。
他のテーマでも、恐らく同じような表記がなされていることが多いハズ。
ところで、感のイイあなたは、ここで、疑問を持ったのではないでしょうか?
「インデックス登録しなかったら、検索エンジンに載らないんだからアクセス増えないでしょ!」
そのとおりです。
ですので、noindex、nofollow化するのはあくまで、アクセス数が少ない記事のみ!
なので、最新の記事は当然、ここにはチェックを入れません!
ワタシの場合は、アナリティクスで過去のアクセスを調べ、30日間で30PV未満の記事のみ対処しました。
つまり、平均して1日1PVない記事ということですね。
これを毎週チェックして、最新記事とアクセスが担保できている記事のみをインデックス状態にしておけば、検索流入の90%以上は確保できます!
そして、興味のあるユーザーはサイト内で検索し、回遊してくれるので取りこぼしもほぼないわけですね♪
実際、noindex・nofollow対策をして2週間後には、新しい記事がインデックスされるようになりました!
まぐれの1記事だけでなく、2記事インデックスされているので、対策の効果は間違いなくあるといえるでしょう。
以上がワタシのインデックス登録されない際の対策です。
WordPressの記事がインデックスされない時の対策まとめ
では、WordPressの記事がインデックスされない時の対策についてまとめますね。
- サイト開設初期はインデックスされにくい
- 競合が多いジャンルだとコピーコンテンツ認定されやすい
- サイト内で同じキーワードの記事が増えるとコピーコンテンツ認定されやすい
- インデックスされないときはアクセスの少ない記事をnoindex・nofollow化する
ライバルをチェックすると、すべての記事でインデックスされているサイトもあります。
これは、単純にドメインが信頼されているからなのだろうなと推測しています。
ただ、それは祈ってもどうにもならないことなので、今できる対策としては今回お伝えしてきた内容がかなり効果が見込めそうです。
公開から半年ほど経過したのにアクセスが集まらない記事や、リライトしてもアクセス改善が見られない記事は、noindex・nofollow化してもいいのかなと感じます。
あくまで、しっかりSEO対策していることが前提ですが、Googleからの信頼度をアップさせるためにもいわゆる価値の低いコンテンツは極力減らすべきかなと。
もし、アナタのWordPressサイトでインデックス登録されないことが頻発するようになったら、一度試してみてはいかがでしょうか?